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ベトナムオフィス開設 明倫国際法律事務所


海外4拠点目

明倫国際法律事務所(福岡市中央区天神1丁目、田中雅敏弁護士・弁理士)は1月31日、ベトナムオフィスを開設する。海外4拠点目。

ベトナムと日本の経済、人的交流が増加する中で、両国でクライアントの海外展開をサポートする必要性が増大したため、ベトナム法全般にわたりサービスを提供する。ハノイ・ドンダー地区のビル「スカイシティタワー」に約100㎡のオフィスを構えるとともに、ホーチミンには打ち合わせスペースを設ける。2人の日本人弁護士がベトナム外国人弁護士登録し、現地には大坪めぐみ弁護士が駐在するほか、日本語、英語、ベトナム語が堪能なベトナム人スタッフ1人がハノイオフィスに常駐する。

同法律事務所は今回開設するベトナムのほか福岡、東京、上海、香港、シンガポールにオフィスを構え、さらにASEAN諸国やその他アジア地域、オーストラリア、欧米を中心にネットワークを構築しており、海外進出や取り引きに関する総合的なリーガルサービスを提供している。開設を記念し、PwC税理士法人福岡事務所と共催で2月19日、天神クリスタルビルでベトナムビジネスにおける法務や税務・会計、広告戦略、人材活用にまつわるセミナー「ベトナムビジネスエクスプレスセミナー」を開く。

香港オフィス移転

また同法律事務所は1月12日、香港オフィスを移転した。

アライアンスを組むパートナーの移転に伴うもので、場所は旧事務所から徒歩8分の香港中環皇后大道中208号にあるオフィスビル「勝基中心」19階、A‐B室。田中弁護は「最近は、香港そのものへの進出に加え、香港への物品の輸出や香港経由での中国投資などの案件が多くなっているのが特徴。逆向きの中国や香港からの日本向け投資の窓口機能を果たすことも増えてきている」と話している。

2018年1月23日発行