ベトナムのHDBankと業務提携　北九州銀行など3行

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情報提供やセミナー開催などで

株式会社山口フィナンシャルグループ傘下行の株式会社北九州銀行（北九州市小倉北区堺町1丁目、藤田光博頭取）など3行は5月31日、ベトナムの銀行、ホーチミンシティ・デベロップメント・ジョイントストック・コマーシャル・バンク（略称HDBank/ホーチミン市）と地場企業のベトナム進出支援に関する業務提携を結んだ。

2016年度からスタートした山口FGの中期経営計画内の「アジア戦略の再構築」実現の一環で、取引先の海外ビジネス拡大を図る。グループ行の山口銀行、もみじ銀行とともに提携した。提携内容は取引先への投資情報や口座開設ほか現地金融サービスの提供、および投資セミナーの実施、職員の相互派遣などの人的交流。提携先のHDバンクは1989年設立で、220拠点を設置。総資産は日本円で約5200億円、純資産約460億円。山口フィナンシャルグルーブでは「ホーチミンを中心に、海外進出や現地パートナー探しの需要に対して、きめ細かく対応する体制を強化したい」と話している。

2017年6月20日発行