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ベジフルスタジアムが国内初「低温管理」JAS認証 福岡市
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市が「新規格」を国に提案
福岡市は2月4日、福岡市東区のアイランドシティで運営する中央卸売市場青果市場(ベジフルスタジアム)が国内で初めて、「青果市場の低温管理」に関わるJAS認証(日本農林規格)を取得したと発表した。
「青果市場の低温管理」という認証は、福岡市の発案により国に制定された新たなJAS規格で、卸売市場における生鮮青果物の品質維持に不可欠な低温管理(設備や入出庫作業等)に関する基準を定めたもの。 具体的には、低温卸売場を15℃±3℃で温度管理することや、市場内での物流時間管理などが要件として求められる。国内最先端の「コールドチェーン」を実現したベジフルスタジアムの高度な品質管理体制が評価され、卸売市場として全国初の認証取得に至った。
2月15日には、認証取得を記念したイベントを実施するという。高島市長は同日の会見で「日本最新の品質管理のスタンダードとして、国内、海外にベジフルスタジアムの安全・安心をPRしていきたい」と話している。
ベジフルスタジアムは16年2月開場。3カ所の市場を統合した市内最大の卸売市場であり、施設の約1万㎡でコールドチェーンの低温物流を導入している。
2020年2月18日発行