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ベイサイドプレイス博多に温泉施設  九電工ネットプロデュース    11月28日オープン


 九電工関連の企画運営会社・株式会社九電工ネットプロデュース(福岡市南区那ノ川1丁目、柳田泰生社長)が、約3億5000万円をかけてリニューアルを進めているベイサイドプレイス博多(博多埠頭)内の温泉施設がこのほど完成、11月28日にオープンする。
 名称は「源泉かけ流し みなと温泉 波葉(なみは)の湯」。敷地面積は2124平方m、2階建て施設面積が2945平方m。九電工ネットプロデュースが事業主となり、大阪市の旅行会社・株式会社ホワイト・ベアーファミリー(近藤康生社長)の100%子会社・WBFアセット株式会社(同社長)が運営会社として事業を展開する。施設には天然温泉かけ流の露天風呂を主とした浴槽6種類と天然温泉家族風呂(5室)、薬石着衣ヒーリングサウナ(8室)、和食レストラン、エステ施設などがあり、年間約30万人の来場と5億4000万円の売り上げを見込んでいる。
 ベイサイドプレイス博多は、ピーク時には年間30万人の来場があったが、その後は年々来場者数が減少していた。九電工ネットプロデュースは2006年4月、ベイサイドプレイス博多再生支援のために株式会社サンピア博多からベイサイドプレイス博多を買収。「魅力ある施設づくりとかつての賑わいを再び」をテーマに、テナントの見直しと施設のリニューアルを進めている。今回の温泉施設オープンはその第一弾で、引き続き「できれば来年11月の開業をめどに施設内のA・B・C棟を整備していきたい」(橋田紘一九電工社長)としている。