ヘルスケアアプリのサービス開始　総合メディカル

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週刊経済2023年3月7日発行

薬手帳機能や電子処方箋に対応

調剤薬局運営、医業経営コンサルティングなどの総合メディカル㈱（福岡市中央区天神２丁目、坂本賢治社長）は２月６日、スマートフォン向け自社ヘルスケアアプリのサービスを開始した。
アプリ名は「タヨリス」で「頼られる専門性」、「喜ばれる安心感」、「生活に寄り添う利便性」の提供をコンセプトに開発。服薬管理および薬剤師によるフォローアップが可能な「お薬手帳機能」や、電子処方箋（せん）にも対応し、処方箋の受付から薬を届けるまで一気通貫で対応できる「オンライン服薬指導機能」、「服薬アラーム機能」、歩数・体重・体温・血圧などのバイタル値の記録が可能な「バイタル管理機能」などを搭載している。今後はさらなる機能拡充を進めるとともに、同社が運営する薬局全７４１店舗（２０２３年２月１日時点）に順次導入していく。
同社では「タヨリスには患者さんや生活者の方々の頼りになりたいという思いと、健康情報などをお便りのように寄り添い届けていきたいという願いが込められている。地域包括ケアの実現を目指し、患者さんや地域の方々により安心・便利に薬局利用してもらえるようデジタル活用の取り組みを強化していく」と話している。