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プロeスポーツチーム運営の戦国を子会社化  QTnet


スポンサー契約から発展

九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(福岡市中央区天神1丁目、岩﨑和人社長)は、1月1日付で国内有数のeスポーツチーム「Sengoku Gaming(戦国ゲーミング)」を運営する㈱戦国(鹿児島県霧島市隼人町眞孝、岩元良祐代表取締役)を子会社化した。
戦国は、「九州から世界へ」をスローガンに掲げ福岡を拠点とする戦国ゲーミングを運営するほか、eスポーツ関連イベントの企画・制作・運営・管理を手掛けており、九州内でのeスポーツメディアへの出演や専門学校での講師派遣など、eスポーツの普及に取り組んでいる。QTnetでは19年春からスポンサー契約を結び、戦国ゲーミングの活動をサポートしており、戦国の子会社化でQTnetの通信インフラ基盤とeスポーツ界での戦国ゲーミングの強いブランド力によるシナジー発揮をさらに強めていく狙い。取得株式数や取得価格は非公表。
戦国は2019年4月設立。資本金1500万円。従業員は5人、所属選手は16人(19年12月現在)。戦国ゲーミングは17年12月にチーム創設。世界で最もプレイヤー数が多いとされる、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)型のPCゲーム「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド」の日本公式リーグで2019年春季4位、夏季6位といった成績を残している。
eスポーツとはエレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲームやビデオゲーム、スマートフォンゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉えることの名称。

2020年1月7日発行