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プロジェクト管理スキルのコンテストで最優秀賞 diffeasy
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木材工場のIT化プロジェクトで
システム開発を手がける㈱diffeasy(ディフィージー・福岡市博多区祇園町、白石憲正社長)は2月18日、Webサービス開発・運用の㈱ヌーラボ(同市中央区大名1丁目、橋本正徳社長)が開催したコンテスト「Good Project Award」で最優秀賞を受賞した。
ヌーラボはチームメンバーの作業状況の共有などができるプロジェクト管理ツール「Backlog」を開発・運用しており、コンテスト開催によって優れたプロジェクトのプロセス共有を図る。受賞したのは同社が取り組んだ宮崎県の木材工場のIT化プロジェクトで、大量の紙で管理していた設計図をタブレット端末に落とし込み、ITに馴染みのないベテランのスタッフにもわかりやすいシンプルな操作でITを浸透させたというもの。
プロジェクトの進め方や内容などの情報開示が可能なことを条件に書類審査を通過した6社によるピッチ大会が開催され、審査員と来場者約200人のうち50人の投票により決定した。IT活用による効率化だけでなく、若手とベテランの意見交換が活発になるなど人の行動や考え方に変化が生まれた点が評価された。同社は「最初は消極的だったベテランスタッフたちがタブレット端末を使いこなし、さらにわかりやすくなるよう自分たちで大画面ディスプレイと接続させているなど顧客のITに関する意識に変化をもたらすことができた。今後もIT化による企業の課題解決に励んでいきたい」と話している。
同社は2015年設立。資本金333万円。従業員数18人(パート・アルバイト含む)。
2018年3月13日発行