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プラスチック量約50%削減の園芸用植木鉢 ニチリウ永瀬


週刊経済2022年3月22日発行

全国の園芸店、ホームセンターで取り扱い

園芸資材、農業用肥料、飼肥料原料など園芸、農業専門商社の㈱ニチリウ永瀬(福岡市博多区博多駅東1丁目、金尾佳文社長)は2月14日、プラスチック使用量を約50%以上削減した園芸用植木鉢(ポット&プランター)「もみっく」の販売を開始した。
SDGs実現に向けた商材の開発、および事業展開を進める一環で、収穫した稲穂を脱穀する際に排出されるもみ殻の有効活用を図ったもの。「もみっく」は、廃棄のコストが割高な農産業廃棄物として年間約40万トンが処理されるもみ殻を、プラスチック原料と混ぜ合わせたのが特徴。園芸ポットのサイズは4~8号(直径12~24センチ)の5種類、プランターが24型と32型の2種類で、カラーはホワイト、ブラウン、ブラック。全国の園芸店、ホームセンターなどで取り扱っており、オープン価格で販売。今後はアイテム数を増やすなど、「もみっく」のシリーズ化も計画している。同社では「もみっくを通じて植物の成長を楽しみつつ、地球環境を守るという新しい園芸の楽しみ方を提供したい」と話している。