ブランド譲渡事業のｆｏｒｅｓｔに出資　ＦＶＰ

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週刊経済2023年5月30日発行号

商品単位でのＭ＆Ａに対応

㈱ふくおかＦＧ傘下の㈱ＦＦＧベンチャービジネスパートナーズ（ＦＶＰ、福岡市中央区天神１丁目、吉田泰彦社長）は運営するファンドを通じてブランド譲渡・マーケティング事業のｆｏｒｅｓｔ㈱（東京都渋谷区、湯原伸悟社長）に出資した。
ｆｏｒｅｓｔは今回調達した資金を用いて、ブランドの承継、ＥＣモールにおける広告の強化、Ｅコマース各領域の専門人材の採用、越境ＥＣへの取り組みを一層強化する。また、国内外の協力会社との協業体制を強化し、継続的に資金調達を進めていく。
同社は２０２１年７月設立。国内企業が企画・販売する良質な製品、サービスなどのブランド、もしくは事業単位や企業単体でＭ＆Ａで承継し、Ａｍａｚｏｎや楽天などのＥＣモール内でマーケティング、広告の促進、商品改善とラインナップ拡大、サプライチェーンの改善などを実施。ブランド価値や販路拡大に取り組んでいる。ＦＶＰでは「良質なプロダクトを販売する日本のＥコマースブランドへ新たな成長のストーリーを提供し、実現していく同社の大きなチャレンジに共感した」と話している。