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ブラジルに1・1MWの太陽光発電所 自然電力グループ
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8月中の稼働目指す
自然エネルギー発電開発の自然電力グループ(福岡市中央区荒戸1丁目)が、ブラジルで1月に着工した1・1MWの太陽光発電所が7月13日(現地時間同12日)完成した。8月中の商業運転を目指す。
ブラジルは世界有数のエネルギー消費国の1つであり、今後も電力需要の増加が見込まれることから、同国マーケットへの参入に向け、2018年から現地パートナー企業との合弁会社シゼン・エネルジア・ドゥ・ブラジルと不動産開発業のエスパス・イプシロンとの共同プロジェクトとして進めてきた。場所は首都ブラジリア州内で、オーガニックの唐辛子やトマトの農場の一部を利用して建設。同プロジェクトに参加する需要家は、ブラジル政府が後援する遠隔ネットメータリングシステム(分散型発電設備の所有者に対する電力料金の算定手法)に登録され、クリーンな電気を割安な価格で利用できる。
川戸健司代表は「初の国外プロジェクトが無事完工できうれしい。このプロジェクトを皮切りに、ブラジルをはじめ今後も電力需要が見込める地域で自然エネルギー発電所の開発を続けたい」と話している。
2019年8月6日発行