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ブラジルに1・1MWの太陽光発電所 自然電力グループ


5月の完成目指す

自然エネルギー発電開発の自然電力グループ(福岡市中央区荒戸1丁目、磯野謙社長)は現在、5月の完成を目指しブラジルに1・1MWの太陽光発電所を建設している。同国では初の案件。
ブラジルは世界有数のエネルギー消費国であり、今後も電力需要の増加が見込まれることから、同国マーケットへの参入に向け、2018年から現地パートナー企業との合弁会社シゼン・エネルジア・ドゥ・ブラジルと不動産開発業のエスパス・イプシロンとの共同プロジェクトとして進めてきた。場所は首都ブラジリア内で、1月29日に着工。同プロジェクトに参加する需要家は、ブラジル政府が後援する遠隔ネットメータリングシステム(分散型発電設備の所有者に対する電力料金の算定手法)に登録され、クリーンな電気を割安な価格で利用できる。
磯野社長は「“エネルギーから世界を変える”というコミットメント実現の重要なステップ。これからも自然エネルギー発電所の開発を通じ、未来のための電力を作り、人々のエネルギーの使い方に影響を与えたい」と話している。

2019年3月19日発行