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フードロス削減を周知するイベント 福岡フードテックラボ


週刊経済2022年10月12日発行

一般消費者向けに初開催

飲食事業者向けの情報発信や商材・サービスなどのマッチング支援を手掛ける㈱福岡フードテックラボ(福岡市中央区大名1丁目、長島秀晃社長)は10月26日「第1回 FFLフードロスマルシェ」を開催する。
会場は、本社同所で運営する「FUKUOKA FOODTECH LAB」で、「福岡大名ビル」3階。通常は飲食店などの会員事業者向けにイベントや打ち合わせなどのスペースとして提供しているが、今回のイベントで地域の事業者や学生と連携したフードロス削減のためのPRを始動。フードマッチングサービスを運営する㈱CYCLE(同市早良区、山田恵也社長)、㈱山口油屋福太郎(同市博多区那珂、田中洋之社長)の協賛、福岡大学ラグビー部の協力を得て開催する。同日は施設を一般消費者にも開放し、期限間近の商品や期限切れ商品の無料配布・販売、生鮮野菜の販売、地域のフードロス削減に向けた取り組みの紹介、地域飲食店情報の紹介などを実施する。午後1時から開始し、販売商品がなくなり次第終了。
同社では「一般消費者向けのイベントは初めて。年間約570万トンの食糧が廃棄されていると言われる中で、流通商品の正しい賞味期限の解釈を意識するきっかけづくりや、身近なフードロス削減の取り組みについて知っていただく機会になれば」と話している。
同社は2021年9月設立。資本金300万円。