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フルーツを味わえるアイスケーキの新商品 南国フルーツ
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週刊経済2023年6月13日発行号
オンラインストアで販売開始
青果物の卸売・小売・通販などの南国フルーツ㈱(春日市大和町3丁目、中尾厚志社長)は5月9日、オンラインストアでフルーツを使用したアイスケーキの新商品を販売開始した。
商品名は「フルーツ専門店のプレミアムカッサータ」。カッサータとはイタリアの伝統的なアイスチーズケーキ。同商品はチーズを使わず、生のフルーツやドライフルーツ、ナッツなど8~10種類加え、九州産の生クリームを使用している。冷凍、半解凍、解凍それぞれの温度帯で異なる食感や味わいがあり、食べたい分だけをカットして残りは冷凍保存できる。価格は税込みで2900円。初年度売り上げ目標は2千万円。従来は生のフルーツの販売が中心だが、今後日持ちをする加工品の開発も強化していく考え。同社では「商品開発を元パティシエが手掛けたもので、フルーツを楽しめる味わいにした。また、通販では手に入りづらい産地のフルーツの品揃えを増やすなどして、サイトのブランド力向上につなげたい」と話している。
同社は1965年10月設立。資本金2千万円。九州や山口、一部四国で青果物の卸売りを展開。また、フルーツ小売の「南国フルーツ」を2店舗、フルーツを使用したパフェやパンケーキ提供の「キャンベル・アーリー」を2店舗、フルーツパーラーの「TOKIO」の3店舗を福岡県内で出店している。従業員数は約200人。