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ファンの預金でプロ競泳チームを支援 ふくおかFG


週刊経済2021年9月22日発行

預金額の1%が活動支援金に

ふくおかFG傘下のインターネットバンク㈱みんなの銀行(福岡市中央区西中洲、横田浩二頭取)は、五輪金メダリストの北島康介氏がGMを務めるプロ競泳チーム「Tokyo Frog Kings」(東京都)とパートナー契約を締結し、9月6日から同チームとファンを対象に金融サービスの提供を開始した。
同行の目的別貯蓄機能「BOX」を活用して、特定の条件で作成された「みんなのCheer Box」の預金残高の1%を、同行が対象チームに活動支援金として送金、ユーザーは貯蓄するだけで応援するチームを支援することができる。支援金の計算期間は2021年9月6日〜22年3月31日までの平均値で、支援金上限額は500万円。支援に参加したユーザーには、チームからプレゼントの贈呈などを預定している。同行では「『みんなのCheer Box』が架け橋となり、ファンとチームをつなぐシステム。預金を応援に帰ることで、新しい金融プラットフォームを構築していきたい」と話している。