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ピー・ビーシステムズと独自のメタバース企画開発へ 大英産業


週刊経済2022年9月13日発行

社史、バーチャルモデルハウスなどに活用

地場マンションデベロッパー大手の大英産業㈱(北九州市八幡西区下上津役4丁目、大園信社長)は8月30日、企業・自治体向けにシステムクラウド化などを展開する㈱ピー・ビーシステムズ(福岡市博多区東比恵3丁目、冨田和久社長)とメタバース市場での企画開発に向け相互協力していくことで合意した。
大英産業が発案した「社史メタバース企画」、「社史メタバース応用企画」を、メタバース領域での新サービス立ち上げを支援するピー・ビーシステムズと開発し、大英産業の50年超の歴史と、これからの事業ビジョンを独自のメタバース空間で表現する。
社史メタバースは来春の第1弾公開を目指しており、PCやスマホ、VR端末を通じてメタバースの特性である「体験共有」を生かして、リアルタイムなコミュニケーションを交えた新たな顧客接点の場を確立。その後は新たなコンテンツやサービスを付加し、供給しているマンション・一戸建てのバーチャルモデルハウスやアフターサービスの提供、学生向けの企業説明会への活用のほか、地域ベントや生活支援サービスの提供、同窓会等の運営企画も行い、物理的な距離に関係なく新たなコミュニティを形成するツール、またイノベーション・コモンズ(共創拠点)となる空間創出につなげていく考え。