NEWS

ピーチ福岡―那覇線でANA貨物の取り扱い開始 ANAホールディングス


12月からは成田、関西線に拡大

ANAホールディングス(片野坂真哉社長、ANAHD)は11月1日から、傘下のLCC・ピーチ・アビエーションが就航している福岡―那覇線でANAの航空貨物の取り扱いを始めた。
新型コロナウイルスの影響で旅客便が低迷する中、好調な貨物事業を強化することで収益改善を図ることが狙い。貨物を取り扱う便は福岡を午前10時半に出発するピーチ283便、午後5時5分に出発する同289便、福岡を正午に出発する札幌行きの455便の1日3便。12月1日からは成田、関西行きの旅客便でも取り扱いを始める予定。初便となる1日午前10時半発のピーチ283便には、ANAが集荷した生鮮食品、生活雑貨など約560キロが搭載され、那覇に向けて出発した。
ANAHDでは「ピーチの運航便でANAの貨物を取り扱うことで、今後ますます高まる輸送ニーズに応えていきたい」と話している。

2020年11月17日発行