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ビルメンテ・リノベーション事業の子会社営業開始 リファレンス


子会社設立、M&Aで機能強化

不動産の株式会社リファレンス(福岡市博多区博多駅東1丁目、相部光伸社長)は4月1日、子会社でビルメンテナンス・リノベーション事業を手掛ける株式会社リノプロテック(同区千代4丁目)の営業をスタートした。

今年3月に設立した同社は、リファレンスのクロス洗浄・張り替えなどの内装工事事業を分社化したもので、社長には米滿覚(よねみつ・さとる)リファレンス取締役が就任。さらにリファレンスではM&Aで5月18日に住宅工務店の株式会社ワカミヤホーム(同市南区若久4丁目、佐竹勝彦社長)、6月1日に電気工事の中京電機株式会社(同市博多区博多駅南5丁目、米滿覚社長)をグループ傘下に置くなど、設計施工からビルメンテナンスまでトータルに対応できる体制を整えた。

リノプロテックは2017年3月31日設立。資本金900万円。従業員約30人。

 本社ビルの貸し会議室を増床

また同社は6月3日、本社ビルの貸し会議室を増床オープンした。

場所は博多スターレーン北側の福岡医療秘書福祉専門学校北隣「リファレンス駅東ビル」3階。これまでフロアの一部だった会議室をワンフロア(約600平方m)に広げたことで貸しスペースが6倍に拡張。すでに同ビル内や近隣ビルで運営する貸し会議室が高稼働で推移する中、ニーズの高かった大部屋のニーズに応えるため、スクール形式で最大204人を収容できる大会議室に加え、定員10人の小会議室など6部屋を新設した。同社では近年、県内5カ所、東京3カ所、大阪1カ所で貸し会議室を展開するほか、3月には東京都港区青山2丁目に初のレンタルオフィス「プライベートオフィス レッグ」をオープンするなど貸し会議室事業に注力している。

同社は1996年2月設立。資本金1億円。従業員約180人。2017年1月期の売上高は31億円。

2017年6月6日発行