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ビットコイン決済のECサイトと実店舗を同時オープン フォスター
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週刊経済2021年9月28日発行
10万円以上の高価格帯商品を中心に
IT・デザインやファイナンス事業などのフォスター㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、青木日吉社長)は9月15日、ビットコインを使用して買い物ができるECサイトを開設し、同時に対面相談可能な実店舗をオープンした。
海外でビットコインによる決済が浸透する中で、日本では手軽に使用できるショップが少ないため普及促進を目的に開設。ECサイトだけでなく、サイトを用いた購入方法を相談できる実店舗を構えることで、利用客に安心感を与える狙い。サイト名は「Bit shop」。カメラ、携帯電話、時計、スーツケースなど10万円以上のものをメインに約50種類を掲載。実店舗も同名称で、本社が入居する博多駅東口ビルの1階(店舗面積約20㎡)に置き、顧客が注文した商品の受け渡しも対応する。1人体制で運営し、責任者には青木社長が就いた。営業時間は午前10時〜午後5時。月間30件の利用者数を目指す。
青木社長は「ビットコイン決済を取り入れる企業が増え、浸透していけば良いと考える。今後は中古車販売店や不動産会社などとも連携していき、商品数を増やしていきたい」と話している。
同社は2015年2月設立。資本金1千万円。従業員数10人。