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ビジネスチャット展開のL is Bに出資 QTnet
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第三者割当増資を引き受け
九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(福岡市中央区天神1丁目、岩﨑和人社長)は6月13日、ビジネスチャット「direct」などのサービスを展開する㈱L is B(エルイズビー、東京都千代田区岩本町3丁目、横井太輔社長)と資本業務提携した。
これは新たな事業領域の開拓を目指し、新規事業やM&A、ベンチャー企業との連携などを推進する一環で、今回、L is Bが実施した第三者割当増資を理化学系商社のアズワン㈱ (大阪市、井内卓嗣社長)とともに引き受けたもの。QTnetの出資額は非公表だが、出資率は3%未満という。
L is Bは、建設業や小売業などさまざまな業種で1500社以上に採用されているビジネスチャット「direct」や、利用されるほど賢く、使いやすく進化するFAQソリューション「AI‐FAQボット」など、現場の働き方改革を推進するソリューションサービスを提供している。今後はQTnetのビジネス向けICTソリューション「QTPRO」とL is Bのdirectなど各種ソリューションサービスとのワンストップ提供や、両社の協業シナジーによる顧客の現場の声を生かした新たなソリューションサービス開発などで、顧客企業の働き方改革を支援していく。
L is Bは2010年9月設立。資本金1億9187万円、社員数35人。クラウドサービスの開発・提供や運営サポート、スマートフォンやタブレット、パソコンのアプリケーション開発を事業としている。
QTnetは今年4月にソフトウェア開発の㈱ネットワーク応用技術研究所(福岡市)とインターネットサービスなど展開の㈱コアラ(大分市)を子会社化し、ビッグデータ解析によるAI(人工知能)を活用したソリューションサービス展開のゼネリックソリューション㈱(東京都)に出資するなど、今年度に入って新たな事業領域の開拓に向けた投資を加速している。
2019年7月2日発行