ビジネスコンテスト最優秀賞にＳｔａｙｗａｙ選出　西日本ＦＨ

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週刊経済2024年2月27日発行号

補助金獲得の課題を解決するＤＸサービスが高評価

㈱西日本フィナンシャルホールディングス（以下西日本ＦＨ、福岡市博多区博多駅前１丁目、村上英之社長）は２月６日、「第４回西日本ＦＨビジネス・アイデアコンテスト」の最終選考会を福岡市内で開催し、ビジネス部門の最優秀賞に補助金獲得の課題を解決するＤＸサービス「補助金クラウド」などを運営する㈱Ｓｔａｙｗａｙ（大阪市、佐藤淳ＣＥＯ）を選出した。
同コンテストは、業界・業種の垣根を超えた「価値の共創」を目的としたオープンイノベーション型のビジネス・アイデアコンテスト。４回目の今回は「デジタルでつなぐ・ つながる～地域のミライへ～」をコンセプトにアイデアを募集。従来のビジネス部門と新設の学生アイデア部門で計１４３組の応募の中から１次・２次選考を勝ち抜いたビジネス部門７組、学生アイデア部門２組がプレゼンした。Ｓｔａｙｗａｙの「補助金クラウド」では補助金申請や金融領域、戦略・ＩＴのプロのノウハウと生成ＡＩなどのテクノロジーを駆使し、①情報収集②認識・申請③後払いといった補助金獲得の課題を解決するプラットフォームを構築。士業や金融機関など補助金獲得を支援したい事業者向けや補助金を獲得したい事業者向けのサービスを展開する。最終選考会では「一見競合に思える士業や金融機関をも取り囲み、そのニーズを的確にキャッチしてサービスを提供するアイデアが非常に良い。さらに他の補助金サービスと比べて、品質が非常に優れており、サービスの完成度が高い」と評価された。
また、学生アイデア部門の最優秀賞には、大学の昆虫標本をＮＦＴ化し販売するサービスを提案した九州大学の学生グループ「ＢｕｇＣｈａｉｎ」（浅見昂志代表）が受賞した。