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パートタイム専門の人材紹介サービスを開始  アビリティ・キュー    月間紹介人数40人目指す


 無料求人情報誌を発行する株式会社アビリティ・キュー(福岡市中央区警固2丁目、貞池龍彦社長)は、11月からパートタイム専門の人材紹介サービスを開始する。
 同社は、発行する求人情報誌のメーン読者である主婦の求職活動を支援することを目的に、今年1月に「主婦おしごと支援研究所」を立ち上げて準備を進めており、今回のパートタイム専門人材サービスもこの一環。
 同サービスは、カウンセリングなどを経て求職者に登録してもらい、経験・能力などに応じて専任スタッフが求人企業を紹介する仕組み。求職者の登録料は無料。求人企業側が負担する紹介手数料は成功報酬5万円(一人当たり)で、「求人広告料金並に抑えることで、パートタイム労働者の採用でも職業紹介サービスを活用してもらいやすい」(貞池社長)という。目標月間紹介人数(成約分)は40人。10月から求人誌上や求人・求職WEBサイト「パートタイム紹介所@福岡」で告知、登録を促進する。
 一方で、企業に対してパートタイム労働者の効果的な活用、来年4月から施行されるパートタイム労働法に遵守した採用を提案することで、パートタイム労働者の地位向上を目指すという。求職者に対しては再就職支援のためのカウンセリング、マナー教室。スキルアップ研修などを通してスムーズな職場復帰を支援する。貞池社長は「来年3月には、さらに主婦の就職支援を全面に打ち出すため、情報誌、サイトのリニューアルなども予定している」と話している。
 また、「主婦おしごと支援研究所」では、主婦の求職活動を支援するお仕事支援サイト(来年3月開始予定)、講演会、再就職セミナーなどを計画しており、既存の無料求人誌「あぱぱ」とWEBサイト「あぱぱネット」と合わせ、さらに主婦の再就職バックアップを目指すとしている。
  同社は1993年4月設立で、資本金1,000万円。従業員数は39人。