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パスタ事業強化、20年度に売上高10億円目標 ピエトロ


今秋「おうちパスタ」のテレビCM投入

東証1部上場でドレッシング製造・販売やレストラン事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)は、今春リニューアルしたボトル入りパスタソース「おうちパスタ」などパスタ関連製品の販売を強化し、2020年度にパスタ事業で売上高10億円を目指している。
簡便性の高いボトル入りパスタソースは従来「スパドレ」シリーズとして販売してきたが、今年春に「おうちパスタ」シリーズとしてリブランディングし一新。今年度第1四半期は前年同期比2倍で推移するなど売り上げを大きく伸ばしている。ごま醤油ガーリックやペペロンチーノ、ジェノベーゼ、たらこマヨネーズ、ナポリタンの5種類に加え、9月には新商品として「カルボナーラ」も発売。10月からはこの「おうちパスタ」シリーズのテレビCMをスポット集中投下し、ドレッシングに続く柱としてパスタ関連製品の拡販を図る。2020年度に他のパスタ関連製品を含めたパスタ事業の売上高で17年度比約2・5倍となる10億円を目指す。
おうちパスタは他の調味料は不要で、冷蔵庫にある食材を使って簡単にレストラン発祥の同社ならではの味付けのパスタが作れるのが特長。1本180㎖入りで6食分のパスタが作れ、ボトル入りのため使いたい量や人数に合わせて量を調整可能。チャーハンや炊き込みごはんなどのメニューにもアレンジできる。新商品のカルボナーラは本格的な味わいで、流通向け商談会でも好評だったという。価格は各360円(税別)。テレビCM放映に合わせて使い切りサイズ(2食入り、200円)も発売し、さらに需要を開拓する。

2018年9月11日発行