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バンコクに75億円投じホテル開設 西日本鉄道


20年春開業予定

西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は2020年春、タイ・バンコクに「ソラリア西鉄ホテルバンコク(仮称)」を開業する。投資額は約75億円。着工は6月下旬。

海外3店舗目の宿泊主体型アップグレードホテルで、タイ王国バンコク都 クローントゥーイ サブ地区に建設する。敷地面積は1696平方m。地上27階地下2階建てで、延べ床面積は1万6739平方m。地下2階は機械室で、地下1階にバッグオフィス、1階がエントランス、2階にレストラン、3階にフロント、4階に機械室、5~26階は客室、最上階はプールを備えたスカイバー、ジムで構成する。客室は267室で、内訳はダブル127室、ツイン131室、エグゼクティブ9室。

価格帯などの詳細は、決まり次第発表する。さらに日本語対応可能なスタッフを配置し、サービスなど従来の「ソラリア」ブランド品質はそのままに、「微笑みの国タイ」と言われる穏やかな風土とあたたかみのあるホスピタリティーを融合させる。運営は同社が出資する現地法人のNNR Hotels International(Thailand)Co.,Ltd.が担う。西鉄では「日本からのお客さまだけでなく、タイ国内外からのお客さまにも快適に過ごしてもらえるようなサービスを提供していく。今後も国内外への展開を積極的に推進し、同社のブランドの価値やイメージ向上、収益基盤の拡大を努めていきたい」と話している。

2017年6月27日発行