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バブル期以降最高の内定率94・5% 17年3月県内新規大卒内定率


高卒は過去最高の99・4%

厚生労働省福岡労働局(福岡市博多区博多駅東2丁目、辻田博局長)が調査する福岡県内の2017年3月(2016年度)卒業の新規大卒者就職内定率は、前年同期比3・4ポイント上昇の94・5%で、1987年の調査開始以降、1989年、90年に次ぐ水準だった。

業況の改善や少子高齢化などによる人手不足の影響に伴い、企業が学校に求人票を送る推薦依頼数累計は前年比8・3%増の27万7501件と増加したことが、高水準につながった。文系は2・2ポイント改善の93・5%、理系は6ポイント改善の96・8%だった。就職内定者数は6・3%増の1万6947人だった。また、短大、高等専門学校を含めた大学等全体の内定率は2・9ポイント改善の94・3%で調査開始後最高。高校新卒者の内定率は0・4ポイント上昇の99・4%で、過去最高だった。同局では「担当者制による支援を引き続き実施し、卒業までに決まらなかった学生が一日でも早く就職できるよう支援を続けたい」と話している。

2017年5月16日発行