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バスステーション内にスパ付きカプセルホテル HEARTS
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利用者層の拡大を目指す
トラベラーズコンシェルジュ・サービス業の㈱HEARTS(福岡市博多区博多駅前3丁目、戸島匡宣社長)は1月8日、同社が博多区博多駅前4丁目で運営するバスステーション内2階にカプセルホテルをオープンした。
同社は昨年12月、元福岡市営駐車場にUR都市開発機構九州支社(福岡市中央区長浜2丁目)が昨秋に完成した14階建て賃貸マンション「アーベイン博多駅前ファースト」の1階にHEARTSがバスステーションを開業しており、2階部分も同社がカプセルホテルとして運営する。場所は筑紫通り沿い「JRJPビル」向かい。
名称は「ハーツカプセルアンドホテルスパ」。フロア面積は約1300㎡。バスステーション利用者だけでなく一般客も利用可能。カプセルホテルは24時間型で、男女別で各84室用意。外国人旅行者向けにレンタルハンディフォンも室内に付いている。料金は1泊4500円(税別)。観光バスツアーなどが付いたプランなども用意している。また、フロア内にはサウナ併設の浴室(午前7時から午前0時まで)も設置しており、800円で入浴可能。これまで2階部分はもつ鍋や水炊きなど福岡の名物料理も提供するカフェを展開し、バス到着の待合所としての機能が主だったが、4月までに書店運営会社と連携しブックギャラリーの導入など整備を進めることで、利用者層の拡大を狙うという。
戸島社長は「夜行バスの特性上、午前7時など朝の早い時間帯に博多駅へ到着するも、飲食店など一息入れることができるようなお店が時間的に開店していない場合が多い。そのような時でも朝食や休憩が気軽にできるようにと企画しオープンした。音楽ライブが出来るような空間をコーディネートするなどといった施設全体の賑わい創出が出来る仕掛けを考えている」と話している。
2019年2月26日発行