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ニュース共有アプリをリリース Tomoshi Bito
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年間の利用者目標10万人
ソーシャルビジネスを展開する㈱ボーダレス・ジャパン(東京都)のグループ会社でアプリ開発のTomoshi Bito㈱(福岡市東区多の津4丁目、廣瀬智之社長)は3月18日、スマートフォン向けのニュース共有アプリ「どっち?」を配信する。
㈱ボーダレス・ジャパンはビジネスを通して社会問題の解決に取り組む社会起業家集団を養成しており、廣瀬社長は昨年4月に同社の新卒起業家コースに入社し、今回起業したもの。廣瀬社長は大学在学中に東南アジアやオセアニア、アフリカといった開発途上国の時事問題を発信してきた経験を生かし、10代から30代など若年層の社会問題への関心を高めるツールとして同アプリを開発した。
同アプリは「世間の話題」や「社会の課題」、「経済・仕事」、「暮らし・スポーツ」、「アリナシ」といった5つのカテゴリーを設定し、各カテゴリー内に各問題に応じた記事を掲載。各記事には関連した設問を設け利用者が是非を3択で投票し、理由をコメント形式で答える仕組み。その際の利用者同士のコメントに関しては否定的な返信ができない機能を設定するなど明確なコミュニティルールを導入する。当面は一日に10記事程度配信予定で、年間の利用者数は10万人を目指すという。
廣瀬社長は「特に若年層は時事問題に関心がないわけではなく、認知していないことが多い。まずはツイッターやフェイスブックなどのSNSを駆使して、アプリの周知を図っていく」と話している。
同社は今年2月設立。資本金1000万円。従業員2人。㈱ボーダレス・ジャパン(東京都)の100%出資。
廣瀬社長は滋賀県大津市出身。1995年2月27日生まれの24歳。立命館大学理工学部建築学科卒。趣味は旅行、カメラ。
2019年3月19日発行