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ニュージーランドの物流企業を買収 西日本鉄道
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国際物流事業でオセアニア地域を強化
西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は、ニュージーランドの物流企業、GCSロジスティクス(オークランド市)の株式90%を取得して子会社化し、5月1日から国際物流事業で22番目の海外現地法人「NNRグローバルロジスティクスニュージーランド」として営業を開始した。
同社では将来ビジョン「にしてつグループまち夢ビジョン 2025」において、国際物流事業におけるネットワークを世界35カ国・地域130都市まで拡大する目標を掲げ、現中期経営計画でもその拡大に取り組んでいる。今回買収したGCS社は海上輸入を主力事業として安定的な収益を確保しており、これまで16年に買収したオーストラリアの現地法人1社だったオセアニア地域の事業基盤を強化する。
旧GCS社は2010年9月設立。資本金は日本円で約2万4000円。2016年度決算は売上高に当たる営業収益が約11億4300万円、営業利益が約2800万円だった。従業員17人は現地法人が引き継ぐ。なお、今回の買収で、西鉄グループの国際物流事業におけるネットワークは、世界27カ国・地域109都市の海外拠点となった。
2018年5月15日発行