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ドローン活用した建物診断開始 OWNERS CLUB
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修繕費用削減図る
定額制マンション修繕サービスを展開する㈱OWNERS CLUB(北九州市八幡西区熊西1丁目、岩屋秀一朗社長)は10月29日、ドローンを活用した建物診断を本格的に開始した。
今夏から業務提携しているドローン関連事業の㈱ドローン・フロンティア(東京都足立区、弓削拓実社長)と、ロープアクセス(無足場)全般、特殊高所作業の㈱4U(東京都清瀬市、上田雅人社長)などの技術協力、さらにドローンで撮影した映像や画像をAIで自動解析し修繕の有無を判断する。自社が提供しているオーナー向けの定額制マンション修繕サービス「メンパク」の契約をしている物件を対象に全国で提供していく。メンパクは毎月定額の賃収の3〜8%程度のメンテナンス料で建物全体の修繕計画の立案、計画から修繕、メンテナンスまで一貫したサービス。従来の建物診断では、職人による目視検査や打診検査など一定期間の実務経験に基づいた知見と感覚が必要だったが、ドローンとAIを活用し、また足場を設置しないロープアクセス工法で、修繕にかかるコスト削減を図る。同社では「基本方針の建物維持管理の一環のため基本料金などはない」と話している。
2019年12月3日発行