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ドローンを活用した不動産リサーチ プラス不動産鑑定
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週刊経済2021年8月17日発行
8月から
不動産鑑定業のプラス不動産鑑定㈲(福岡市中央区大名2丁目、岩隈良弘社長)は8月から、ドローンを活用した不動産リサーチのサービスを開始した。
これまで不動産鑑定で土地全体を見渡したいという要望が多く、広大な土地を見て回るのは困難なこともありドローン導入の新事業を開始した。ドローンを利用することで人の立ち入りが困難な場所でも間接的な目視が可能になる。不動産取引のエビデンスとして敷地の全景や屋根の写真、動画を撮影するほかドローン測量などを展開。敷地面積1万㎡の場合、飛行時間約20分で4万円から写真撮影のサービスを提供する。またドローン測量では地積、屋根、太陽光設備等の測量、標高、距離、傾斜等も測る。不動産業を対象に法人向けにサービスを展開していくが、新築物件の記念や取り壊す建築物のアーカイブを残したいといった個人顧客にも対応していくという。
同社の岩隈社長は「不動産取引で写真や動画を要する不動産会社のほか建築過程を確認する資料として建築会社に新サービスを提供していきたい」と話している。
同社は2005年3月設立。資本金は510万円。