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ドレッシング値上げなどが影響し減収減益 ピエトロ
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通期の業績予想を下方修正
東証1部上場でドレッシング製造・販売やレストラン事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)の2020年3月期第2四半期(中間期)連結決算は、売上高が前年同期比5・7%減の47億8600万円、営業利益が47・9%減の2億1400万円、経常利益が48・2%減の2億1100万円で2期ぶりの減収減益となった。
売上高は食品事業での主力のドレッシング商品の値上げなどによる影響や、レストラン事業での店舗閉店などによる減収が響いた。利益面では売り上げ減や新規カテゴリー育成費用の増加に伴い減益となった。当期純利益も67・6%減の8300万円だった。これに伴い通期の業績予想を売上高が93億6800万円(前回予想比4億5200万円減)、営業利益が4億円(同1億5000万円減)、経常利益が3億9400万円(同1億4600万円減)、当期純利益が1億9100万円(同1億900万円減)と下方修正した。
食品事業では、育成中のパスタ関連商品の売上高が同19・9%増、冷凍食品・スープ関連商品が28・3%増と伸長したものの、主力ドレッシングが8月からの値上げの影響を受け同9・1%減だった。同事業全体では売上高が6・0%減の34億1400万円、営業利益が15・9%減の8億6900万円と減収減益となった。一方、レストラン事業は、既存店の売上高が16カ月連続で前年超え、ディナーやランチメニューの充実で客数、客単価ともに前期を上回ったものの閉店店舗によって1億3900万円の減収となったほか、ミスタードーナツ事業での取り扱い店舗減少による売り上げ減もあり、同事業全体では売上高は5・4%減の12億8700万円、営業利益が77%減の900万円と減収減益だった。
2019年11月6日発行