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ドイツの床材メーカーの輸入代理店に  プロセス井口


九州と東京中心に展開

製材・木材加工や建材販売、オーダー家具製造などの㈱プロセス井口(大川市一木、井口敬茂社長)は12月から、ドイツの床材メーカー・PRADOR社の木質床材の輸入代理業務を開始する。
PARADORはドイツに本社を置く床材メーカーで、床材は世界各国の商業施設やホテルなどでも使用されているという。日本では未展開だったが、プロセス井口は木質床材の日本パートナーとして「OKAWA PARADOR」の名称で、まずは九州エリアと東京オフィス(東京都港区)を置く首都圏エリアを中心に販売していく。扱う床材は釘を使わずに短期間で施工できることが特徴で、同社では取り扱い方法を解説する動画も作成し、工務店や卸業向けのPRを強化していく。井口社長は「コロナで人やものの行き来がしにくい状況だが、ドイツと日本の市場とをつなぐ役割として認知拡大に取り組んでいきたい」と話している。
同社は2003年設立。資本金1千万円。従業員数33人。

2020年9月29日発行