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トヨタ自動車のリハビリ支援ロボに技術提供 ネクストシステム


歩行状態を検出

システム開発の㈱ネクストシステム(福岡市南区井尻3丁目、藤田義生社長)はこのほど、トヨタ自動車㈱(愛知県豊田市、豊田章男社長)が開発したリハビリ支援ロボットに骨格検出の人工知能エンジンの技術を提供した。  ネクストシステムはカメラ映像や画像・動画ファイルから人間の骨格を検出するAI姿勢解析技術を開発している。トヨタ自動車が開発した脳卒中などによる下肢麻痺のリハビリ支援ロボット「ウェルウォーク WW‐2000」にネクストシステムの技術を提供することで、患者の歩行状態をリアルタイムで検出し、歩行分析ガイド機能などに役立てる。同製品は2月20日より納入を開始しており、販売価格は税別2350万円(沖縄は2450万円)。ネクストシステムは「ディープラーニングを利用した骨格解析技術はさまざまな分野で活用が拡大している。この分野の基幹技術の一つとして今後も社会に貢献していきたい」と話している。  ネクストシステムは2002年8月設立。資本金8075万円。従業員数57人。

2020年3月3日発行