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トヨタ九州の増産対応でラインフル稼働に  トヨテツ福岡    前年比2倍の月産100万個を供給


 トヨタ自動車系部品メーカー・豊田鉄工株式会社の完全子会社・トヨテツ福岡株式会社(宮若市下有木、菊池和一社長)は、現在、トヨタ自動車九州株式会社(同市上有木、渡辺顯好社長)の増産対応で、同社の生産ラインがフル稼働していることを明らかにした。
 高級車「レクサス」の輸出が好調で、トヨタ九州での生産台数が安定しているため。同社では6月に入り、主力製品であるボディー部品やペダル部品などの機能部品を前年比2倍の月産100万個体制で生産している。
 菊池社長は「トヨタ九州の増産にに比例して部品の受注が増えている状況。操業2年目でフル稼働の状態まで持ってくることができた。メーカーの要求に応えられる生産活動を展開していきたい」と話している。
 同社04年12月に設立。05年9月から操業を始めている。工場は若宮インターチェンジ近くの宮田工業団地内の本社(延べ床面積2万233平方メートル)とトヨタ九州内(延べ床面積5,000平方メートル)にあり、レクサス2車種のボディー部品やペダル部品などの機能部品を生産している。従業員数は300人。