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トマト収穫のロボット競技大会で準優勝 九州職業能力開発大学校


一昨年に続き受賞2回目

ものづくり産業に特化した教育プログラムを実施する九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、岡田龍雄校長)は、12月7日から3日間開催された「第5回トマトロボット競技会」で準優勝を獲得した。一昨年の優勝に続き2回目の受賞。
同大会は、自然とロボットの共存を目的に毎年トマトロボット競技会実行委員会が実行し、トマトを収穫するロボットの操作力を競うもの。中・高生対象の「ジュニア部門」と、大学・大学校・大学院・高専対象の「シニア部門」の2部門で、同大学校はシニア部門に出場。9校中2位の準優勝を獲得した。
制限時間10分間で収穫したトマトの個数を競い、目の前に吊り下がったトマトをカメラ搭載の収穫ロボットが撮影し、学生はパソコンで映像を見ながら遠隔操作してトマトを収穫する。同大学校は、手掛けた自律型ロボットの開発力なども評価され、準優勝に至った。
同大学校では「さまざまな大会で活躍する学生を今後も輩出していきたい」と話している。

2018年12月26日発行