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トマト収穫のロボット競技会で入賞 九州職業能力開発大学校
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週刊経済2021年12月28日発行
「特別賞」獲得
ものづくり産業に特化した教育プログラムを実施する九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、近藤孝広校長)は、12月5日開催の「第8回トマトロボット競技会」に出場し、特別賞を獲得した。
同大会は、自然とロボットの共存を目的に、トマトロボット競技会実行委員会が毎年開催し、トマトを収穫するロボット操作力を競うもの。中・高生対象の「ジュニア部門」と、大学・大学校・大学院・高専対象の「シニア部門」の2部門で、同大学校はシニア部門に出場。事前のビデオ審査を通過した8チームが出場し、トマトに傷をつけずに収穫する速さを競うもの。目の前に吊り下がったトマトを、カメラ搭載の収穫ロボットが撮影し、学生は遠隔操作でパソコンを経由した映像を見ながらトマトを収穫する。同大学校では「今後も多くの大会に出場し、学生の実践力向上につなげたい」と話している。