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データ連動型DMサービスを開始 YONDE


週刊経済2021年3月2日発行

閲覧数や性別、年代などをデータ収集

AR(拡張現実)を利用したPR事業の㈱YONDE(福岡市中央区大名1丁目、田坂洋一社長)は1月29日、データ連動型DMサービスを開始した。
サービス名は「PEPAR(ぺパル)」。届いたチラシやDMに載っているQRコードをSNSの「インスタグラム」で読み取ることで追加の情報発信ができるほか、配布数や反響数だけでなく、閲覧数や性別、年代などの把握ができる。DMや折込チラシなど紙媒体の広告費用が減少傾向にあり、広告会社や制作会社の受注が低迷していることから広告代理店向けにサービスを提供。インスタグラムを使用してDMなどの文章や写真、イラストのレイアウト作成。田坂社長は「同サービスを使った年賀状を各社に送ったところ、一枚あたりの平均閲覧回数が100回だった。効果測定などに利用してほしい」と話している。
田坂社長は1985年11月9日生まれの35歳。大阪府出身。桃山学院大学卒。趣味はギター。
同社は2020年1月設立。資本金は100万円。従業員数は6人。21年1月期売上高目標は1千万円。