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データ取引プラットフォーム構築事業を採択 福岡市と福岡地域戦略推進協議会


週刊経済2022年2月8日発行

IoT活用

福岡市と福岡地域戦略推進協議会(略称FDC、福岡市博多区博多駅前2丁目、麻生泰会長)は1月31日、「福岡市実証実験フルサポート事業」でプロジェクト1件を採択した。
先端技術などを活用し、社会課題の解決などを目指す優秀なプロジェクトについて、関係部局などとの調整や広報支援、実証フィールドの提供、国家戦略特区を活用した規制緩和の検討などの面をサポートしている。今回採択したのは、ブロックチェーン技術に関連したプロダクト開発の合同会社暗号屋(福岡市)、Linuxサーバー、IoTゲートウェイ開発・製造などのぷらっとホーム㈱(東京都)、総合ディベロッパーの福岡地所㈱の3社が連携して取り組むIoTデータ取引基盤「PTPF」を活用したスマートシティ化のプロジェクト。「Fukuoka Growth Next」内のIoTデバイスから収集したリアルタイムデータをデータ取引基盤「PTPF」を活用し、送受信をするとともにそれに紐づくデータ取引(売買・決済)をするためのプラットフォーム構築に関する実証を進める。