NEWS

デロイト トーマツ グループと連携協定 西南学院大学


週刊経済2022年12月13日発行

データサイエンス教育を推進

西南学院大学(福岡市早良区西新6丁目、G・W・バークレー学長)は12月6日、デロイト トーマツ グループ(以下デロイトトーマツ、東京都千代田区、木村研一CEO)とデータサイエンス教育に関する連携協定を締結した。
政府がデジタル人材の確保、育成に向けた方針を掲げる中、AIやビックデータの活用でさまざまな知見を持つデロイトトーマツと連携することで、データサイエンスの実践的な教育を推進する。同大学では来春、23年度以降の入学生を対象に共通科目「データリテラシー」、「データサイエンス基礎(データ分析)」「データサイエンス基礎(AI活用)」の3科目を新設。24年度には「データサイエンス実践」科目の開設を予定しており、データアナリティクス分野に精通したデロイトトーマツの人員が講義を担当するなど、産学協同で授業を実施していく。また、今回の取り組みは(一社)九州経済連合会、国立大学法人九州大学、福岡県、デロイトトーマツの4者を発起人とする共同事業体「九州DX推進コンソーシアム」でのデジタル人材育成活動の一環として実施していく。バークレー学長は「社会に貢献していく人材を育成する。カリキュラムだけでなく幅広い分野で連携していきたい」、木村CEOは「福岡はデロイトトーマツ創業の地の一つでもある。実践的な分野で人材育成の支援をしていきたい」と話している。