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デジタル人材育成プログラムを開始 福岡市とデジタルハリウッド
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週刊経済2021年8月3日発行
県内の学生が対象
福岡市(高島宗一郎市長)とデジタルハリウッド㈱(東京都千代田区、吉村毅社長)は9月12日から、県内の学生を対象にデジタル人材育成プログラム「データエンジニア・カタパルト」を開始する。
県内のIT企業やスタートアップと共に、即戦力となるデジタル人材を育成し地場企業への人材供給を図るもの。講座は社会人向けのエンジニア、起業家養成を手掛ける「ジーズアカデミー」(運営・デジタルハリウッド)が提供し、現役のエンジニアが講師となり、実践的なウェブエンジニアリングやデータサイエンスの基礎を来年2月まで短期集中的に教授する。大学生、専門学校生、高専生など30人程度を募集。受講応募期間は7月14日~8月15日まで。8月18日に選考結果を公表し、9月12日に入講式を実施する。同14日から「MVCフレームワーク講座」、10月に「ウェブサービス構築課題解決型学習」、11月~12月に「データサイエンス講座」を開講。来年1月~2月中旬にはIT企業や県内起業家のサポートを受けながら、データ活用型ウェブアプリ制作の実践的な技術を指導する。その後、企業担当者も参加する成果発表会を実施し、人材のマッチング機会を提供するという。受講料は1万円で、プログラム修了者には全額返金する。
デジタルハリウッド執行役員で「ジーズアカデミー」創設者の児玉浩康氏は「ウェブサービスの開発現場では単にプログラミングに精通しているだけでは通用しない。顧客のニーズをつかんだプロダクト開発を切磋琢磨しながら学んでほしい」と話している。