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デジタルリスク予防のエルテスと業務提携 ホープ


スマート自治体促進に向けた課題解消支援

自治体向け広告代理店の㈱ホープ(福岡市中央区薬院1丁目、時津孝康社長)は2月10日付で、デジタルリスクを予兆・検知・解決するソリューション提供の㈱エルテス(東京都千代田区霞が関3丁目、菅原貴弘社長)と業務提携を結んだ。
自治体職員数の減少による行政サービスの有料化や廃止など、生活の利便性低下への懸念に対応し、ITなどを有効活用した生産性向上を目指すもの。両社にて自治体と民間企業の情報流通プラットフォームを開発・実地検証していく。プラットフォーム上には民間企業が提供する自治体向けサービスの情報を掲載し、各自治体が抱える課題に合わせて能動的かつ効率的に情報収集・交換できる場を構築することで官民の情報流通を促進する。官民連携を加速させることで業務効率化と生産性向上を支援し、自治体職員の業務を住民への直接サービスなどの職員でなければできないものに集中させるスマート自治体の実現を目指す。
同社では「両者の強みを発揮し、インターネットによる横断的な情報流通の場を構築・提供、利用促進していく」と話している。
エルテスは2004年2月創業、資本金7億6997万円。従業員数103人。売上高16億5600万円(19年2月期)。
同社は2005年2月創業、資本金2億4694万円。従業員数141人。売上高は38億6246万円(19年6月期)。

2020年2月26日発行