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デザイン塗装で18年度のグッドデザイン賞 プロタイムズ・ジャパン
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塗装業界で初
住宅塗装FC本部運営の㈱プロタイムズ・ジャパン(糟屋郡志免町別府北4丁目、菅原徹社長)は10月3日、建物の塗装工事で外壁に模様やイラストを描く「デザイン塗装」で2018年度のグッドデザイン賞に選ばれた。
デザイン塗装は単に色を塗るだけでなく、模様を施すことで建物に高級感や明るさを与えるサービス。通常は戸建て住宅の外壁にワンポイントで施工する例が多いが、今回は下関市内の築40年が経つマンション外壁に大きなひまわりのイラスト(施工面積798㎡)を描いたものを応募。この塗装を機に、40%あった空室が2カ月で満室になったことや近隣住民から「気持ちが明るくなる」など前向きな声が増えたことも評価された。塗装業界での受賞は初。篠﨑伸康事業本部長は「今後も家族の想いに合ったデザインを国内の加盟店さんと広めていきながら、喜ばれるデザインを研究していきたい」と話している。
グッドデザイン賞は1957年の通商産業省主催「グッドデザイン商品選定制度(通称・Gマーク制度)」により誕生。Gマークは優れたデザインを示すシンボルマークとして親しまれている。今年度は前年を上回る延べ4789件のデザインを対象に審査し1353件が受賞した。
同社は2009年3月設立。資本金1000万円。従業員40人。関連会社に外壁塗料製造の㈱アステックペイントジャパン(同所)をもつ。18年12月期売上高見込みは28億円(グループ全体)。「プロタイムズ」の屋号で国内127店舗をFC展開。
2018年11月20日発行