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テレビスポット収入増で2期ぶりに増益  RKB毎日放送    通信・放送、自動車関連が好調


 RKB毎日放送株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、永守良孝社長)の11年3月期中間連結決算(10年4~9月)は、売上高が前期比0・3%減の115億43百万円、経常利益が同41・9%増の5億24百万円で減収増益だった。
 売上高は催事収入が落ち込み微減となったものの、企業の広告活動の回復傾向でテレビ広告の投下量が増加し、本業のテレビスポット収入が通信・放送や、自動車など輸送機器分野からの出稿増加で同6・4%増となったことや、経費の効率的運用が奏功し、放送事業の営業利益が同3・3倍の3億37百万と大きく伸張。全体でも営業利益が同50・1%増の4億92百万円、純利益も同62・9%増の2億65百万円と大幅増益となった。
 通期は、売上高が234億7千万円(同2・7%減)、営業利益が9億5千万円(同13・9%増)、経常利益が9億8千万円(同12・9%増)、純利益が5億円(同3・5%増)の減収増益を見込んでいる。