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テナントリーシングの新事業立ち上げ  トリビュート    新地購入でニーズに対応


 不動産業の株式会社トリビュート(福岡市博多区博多駅前3丁目、田中稔眞社長)は7月1日、テナントリーシングに関する新規「リテール事業」を立ち上げた。
 不良物件を通常の健全な不動産に蘇らせる不動産再生を主軸に展開しており、今回新たに同社が遊休地を購入した店舗開発を進めていく。テナントのニーズを汲み取った新地を購入することでリーシング機能を強化するもので、ニーズの高い500坪程度の土地を中心に、出店意欲のある小売店、飲食店などに誘致を進めていくという。まずは福岡と拠点を置く東京で展開し、今後エリア拡大も視野に入れている。同社では「これまで物件ありきのリーシングだったが、クライアントのニーズに応じた土地購入で新規顧客の獲得、差別化を図るとともにマーケティングを含めた提案を行っていきたい」と話している。
 同社は2009年4月設立、資本金1000万円。