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ツール・ド・九州への出場権を獲得 VC FUKUOKA


週刊経済2023年9月20日発行号

開催地枠として

プロサイクルロードレースチーム「VC FUKUOKA」(糸島市伊都の杜1丁目、佐藤信哉代表)は8月17日、10月6日から4日間、福岡、熊本、大分の3県で開催される「マイナビ ツール・ド・九州2023」への出場権を獲得した。
国際自転車競技連合が認定する国際レースで、世界各国から約18チームが参加予定。現時点で同チームのほか、オーストラリアやマレーシアなど国内外11チームの出場が発表されている。今大会の出場には普段の大会で上位に入賞してポイントを積み上げているチームが優先されるが、同チームは開催地枠として県内唯一出場が認められた。同枠では大分に拠点を置く「Sparkle Oita(スパークルおおいた) Racing Team」も出場する。大会初日の10月6日は小倉城を中心に市街地を周回する45㎞のレースで、残りの3日間は福岡、大分、熊本で各100㎞以上を走行し、4日間の合計タイムを競う。各チーム9人の登録(選手6人、監督、メカ、マネージャー各1人)となる。
同チームは2010年に設立し約90人が所属。トップチームは19~42歳まで11人が登録している。プロカテゴリーでは今年3月に静岡県富士市で開催された富士クリテリウムチャンピオンシップで同チームの横塚浩平選手が優勝している。

日帰り観戦ツアーを開催

また同チームは10月7日の福岡ステージで日帰り観戦ツアーの参加者を募集している。スタート地点の北九州メディアドームに現地集合して選手の出発を見送った後、ゴール地点のJR新大牟田駅までバスで移動し、選手のゴールを見届けて現地解散する。バス1台を貸切り、道中の車内では同乗したチームの選手が大会の見どころを解説する。参加費は6千円(税込み)で申し込み締め切りは9月27日まで(定員30人に達し次第受付終了)。同チームの公式ホームページ上で受け付けている。佐藤代表は「今回初めてサイクルロードレースに触れる初心者の方も大歓迎」と話している。