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チョコレートショップとコラボ商品発売 博多ミツバチプロジェクト
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週刊経済2024年1月16日発行号
マクアケで1カ月間限定
NPO法人博多ミツバチプロジェクト(福岡市博多区住吉3丁目、吉田倫子理事長)は1月15日からクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で、日本ミツバチを使用したチョコレートスプレッドを発売した。2月15日までの1カ月間。
吉田理事長は2018年日本ミツバチの巣箱を譲り受けたのを機に自宅敷地で飼育を開始。同所で採密したハチミツを「博多ハニー」のブランドで売り出しており、2021年6月、行政や企業と連携しミツバチの保護や環境保全活動を目的に同法人を設立している。日本ミツバチから採密するハチミツ本来の美味しさを知ってもらおうと、これまでに博多老舗洋菓子店「チョコレートショップ」(福岡市博多区、佐野隆社長)とタイアップしてハチミツ入りチョコレートを期間限定で販売。今回はコラボ第3弾商品になるが、同法人で本格的に売り出すのは初めて。商品名は「チョコレートスプレッドNERO(ネロ)」。ネロはイタリア語で黒の意を表す。栄養価の高いハチミツやカカオを使用し、環境と健康への配慮ができるスイーツという。内容量は140gで価格6千円(送料・税込み)。2月末から発送開始する。
同商品の開発を手掛けた佐野社長は「カカオのパーセンテージを上げると普通は酸味やえぐみがあるが、日本ミツバチとの絶妙なバランスにより70%以上のカカオ配合を実現した」とし、吉田理事長は「幼少期に食べたチョコレートスプレッドを懐かしく思い、佐野社長に商品開発を依頼したところ、想像以上の美味しさに仕上がった。大人のチョコレートを味わっていただきたい」と話している。マクアケ販売終了後は、同法人の専用サイトで販売を予定している。