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ダストボックスを発売  丸惣


初年度売上高1000万円を目指す

家具の企画開発、製造、販売の㈲丸惣(大川市下青木、酒見史裕社長)は11月7日、プロジェクトマネジメントやデザイン業を手掛ける㈱ディー・サイン(東京都中央区京橋、長尾成浩社長)と共同開発した新商品のダストボックスを発売した。
県が2018年度から実施している県内家具製造業者の製品企画力向上のための事業である家具ブランド力向上支援事業のプロジェクトとして開発した。名称は「o‐Ne(オネ)」。幅40センチ、奥行き40センチ、高さ70センチ。㈱ディー・サインがデザインを手掛けており、名前の通り、尾根をイメージした三角形の木の突板を組み合わせたデザインが特徴。価格は8万6000円(税別)。ターゲットは、オフィスや商業施設、美術館・博物館、オフィス設計事務所など。同社が展開するオフィス家具ブランド「FIEL(フィール)」のホームページで販売する。初年度売上高1000万円を目指す。酒見社長は「尾根をイメージしたデザインが、陰影によってさまざまな表情を見せてくれる。単体でも並べてもオブジェのように空間を引き立てる」と話している。
同社は1990年9月設立。資本金500万円。従業員8人。

20191119日発行