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タイ・ONYX社と業務提携 JR九州


サービスアパートメント事業で

九州旅客鉄道㈱(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、青柳俊彦社長)は、タイJR九州ビジネスディベロップメント㈱(バンコク都、長井信市朗社長)がサービスアパートメント(SA)の運営でONYXホスピタリティグループ(以下ONYX社)のアマリホテルズアンドリゾーツとマネジメント契約を1月11日に締結し、業務提携したと発表した。

これに伴い、昨年12月に取得したSA「サマセット レイクポイント バンコク」を4月1日から「シャーマ レイクビュー アソーク バンコク」と改称し、ONYX社のSAブランド「シャーマ(Shama)」ブランドとして運営する。同物件は高架鉄道バンコク・スカイトレイン(BTS)アソーク駅から徒歩約10分の場所に立地。タワーAが地上32階建て、タワーBが地上27階建てで、延べ床面積は約5万1000㎡。1999年完成で、タワーBは2014年にリニューアル。共用施設として屋外プールやフィットネスセンター、レストランなどを備えている。総客室数は429室(Aが230室、Bが199室)で、JR九州グループの宿泊施設の中で最大であり、ONYX社のShamaブランドとしても最大の客室数を持つSAとなる。

ONYX社はイタルタイグループに属し、バンコク都に本社を置くホテル・SA運営会社で。タイ国内における客室数では第2位の規模を持つ。3つの主なブランド(アマリ、シャーマ、OZO)を持ち、現在8カ国で44の施設を運営。2024年までに99施設の運営開始を目標とし、オーストラリアやマレーシア、ラオスなどで20を超える新施設の開業を計画中。イタルタイグループは1955年設立の複合企業で、建機やエンジニアリング、ホテル、不動産開発、レストランなど複数の事業を展開。また、「Shama」ブランドは、AHFアジア・ホテル・アワードにおいて 5年連続で「ベスト・サービスアパートメント・オペレーター・オブ・アジア」 を受賞。現在中国とタイで計8施設が運営され、オーストラリアや中国、マレーシアで11の新施設開業が計画されている。

2018年1月30日発行