NEWS

タイ・ランシット大学との交換留学を促進 福岡外語専門学校


週刊経済2024年11月13日発行号

来春新カリキュラムを設置へ

語学・国際留学の福岡外語専門学校(福岡市東区馬出1丁目、岩本仁校長)は、来春からタイのランシット大学教養学部との交換留学を促進する。

これまで同専門学校の15人の日本人学生が同大学の教養学部に編入し卒業するなど、2022年から協力関係を結んでおり、6月には両機関の交換留学を担当する「教育コーポレーションセンター」を同専門学校内に設立。同校の英語学科はランシット大学の教養学部3年次に編入できる国内唯一の窓口となり、来春には同大学の教養学部がタイ人学生が在籍する4年間のうち、1年間を福岡外語専門学校の日本語科で学び修了すれば単位として認定される「エクスチェンジプログラム」を開設する方向で準備を進めている。

岩本校長は「タイには5千社を超える日系企業が進出している。タイと日本の学生の行き来が活発になることで、そこで活躍できる人材を当校やランシット大学の卒業生から輩出できるよう、全力で環境を整えていきたい」と話している。