NEWS

  • 地域

タイヤやゴム製品をリサイクルした舗装製品を販売   久留米市の八州セメント工業所   4月から本格化


 コンクリート2次製品の製造・販売業の有限会社八州セメント工業所(久留米市荒木町、黒岩忠臣社長)は4月から、タイヤやゴム製品のリサイクル事業を本格化し道路や屋上用などの舗装製品の販売を開始する。
 これは2年前から実験を実施しており、ゴム廃材のリサイクル商品として販売していくもの。昨年9月に製造プラントを導入し、オリジナル商品の製造を可能にしたため、4月から本格的に販売を開始する。同社の舗装製品は、屋外用と屋内用がありクッション性が強く、高齢者のバリアフリーや園児の安全性を重視しているのが特長。

 福岡市中央区今川に営業所を開設

 また同社は1月17日付で福岡市中央区今川に福岡営業所を開設した。
 これまでにも福岡市内の河川工事や空港周辺道路工事などで、コンクリート2次製品の販売実績もあったことから、今後、福岡での事業拡大を図り、営業所を開設した。黒岩社長は、「4月からリサイクル商品の販売を本格的に開始していく。また福岡進出で受注拡大を目指す」と話している。
 同社は1974年10月設立、資本金800万円、従業員数20人。