NEWS

タイの太陽光発電関連業者と提携 自然電力


東南アジア市場での開拓を強化

自然エネルギー発電事業、電力小売りの自然電力㈱(福岡市中央区荒戸1丁目、磯野謙社長)は10月7日、タイで太陽光発電設備によるコーポレートPPA(電力販売契約)モデルの開発などを手掛ける現地業者と提携した。
提携したのは、タイで先駆的なルーフトップ型太陽光発電設備のコーポレートPPAモデルを開発、建設、所有、運営しているコンスタント・エナジー。同社の東南アジアでの実績と、自然電力の再生可能エネルギーに関する専門知識や日本でのネットワークを生かし、主にルーフトップ型太陽光設備への共同投資を行うことで、東南アジアでの日本の産業施設に対する価格競争力のあるクリーンな再生可能エネルギーを直接供給できる基盤を作る。そして供給先の競争力を高めるとともに、二酸化炭素排出量の削減も進めていく。
長谷川雅也社長は「両社の実績を組み合わせることで、東南アジアにおける日本企業の自社工場の複雑なサプライチェーンに利益をもたらし、ユニークな市場価値を生みたい」と話している。

2019年11月6日発行